生業はものをつくること、だと思っています。
それは僕が革でものをつくるから、ではなく
それは何も特別なことではなく
みんなものをつくっている
それはきっと誰かに喜ばれる何かであり
その喜びが波紋のように広がっていく。
経済という大人が使うような難しい言葉ではなく
付加価値とか嗅ぐとお金の匂いしかしないような言葉でなく
みんなが生み出した喜びで世の中成り立ってるはず。
どうしてもマス的なものをつくるのが苦手な私は
すこしずつしかつくれません。
けども、財布にしてもカバンにしても何にしても
それは結局「所詮」だと思っています。
使う人がいて、使ってくれる時間があって、使ってもらう必要があって意味が生まれて
そこで初めて私のつくるものが存在する。
所詮でありそれ以上でもそれ以下でもない。そんなものをつくってます。
時間と空間をあなたを繋ぐ。そんなブレスレットができました。
ありがとうございました。